
あなたは「固定電話の料金を安くしたいけど、JCOMの固定電話ってどうなの?」と思ったことはありませんか?結論、JCOMの固定電話は24時間国内通話無料で月額料金も安く、コストパフォーマンスに優れたサービスです。この記事を読むことでJCOM固定電話の料金体系、申し込み方法、工事費、電話番号継続の詳細がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1. 固定電話JCOMとは?基本サービス内容とメリット
J:COM PHONEプラスの特徴と強み
J:COM PHONEプラスは、ケーブルテレビ大手のJCOMが提供する固定電話サービスです。
最大の特徴は、全国約620万回線以上への24時間国内通話が無料という点にあります。
従来のNTT固定電話と比較して、基本料金が安く設定されているだけでなく、通話料金も大幅に削減できるため、毎月の通信費を節約したい方にとって魅力的な選択肢となっています。
また、J:COMの他のサービス(インターネット、テレビ、スマホ)とセットで契約することで、さらなる割引を受けることができ、総合的な通信費の最適化が可能です。
サービス品質についても、KDDIの回線を利用しているため安定性が高く、従来の固定電話と変わらない音質でご利用いただけます。
24時間国内無料通話対象エリアと条件
J:COM PHONEプラスの無料通話対象は、全国のJ:COM PHONE プラス同士、ケーブルプラス電話への通話となります。
対象エリアは全国規模で、北海道から沖縄まで幅広くカバーしています。
無料通話を利用するための特別な手続きは不要で、対象の電話番号にかけると自動的に「ドミソ」の音が鳴り、その通話が無料であることを確認できます。
ただし、携帯電話や一般の固定電話への通話は有料となるため注意が必要です。
auケータイをお使いの方は、J:COM PHONEプラスとauケータイの両方のサービスを利用し、auケータイを登録することで、全国約5,220万台のauケータイ、auおうち電話への無料通話が可能になります。
この場合、ケータイからJ:COM PHONE プラスへの通話も無料になるため、家族や親戚がauユーザーの場合は大きなメリットとなります。
auスマートバリューとのセット割引効果
J:COM PHONEプラスとauスマートフォンをセットで利用することで、auスマートバリューの適用が可能です。
この割引により、auスマートフォンの月額料金から最大1,100円(税込)の割引を受けることができます。
割引対象となるのは、auスマートフォン、タブレット、ケータイで、最大10回線まで適用可能です。
家族全員がauユーザーの場合、月々の通信費を大幅に削減できる計算になります。
さらに、J:COMのインターネットサービスも同時に契約することで、インターネット料金からも割引を受けることができ、総合的な通信費の最適化が実現できます。
セット割引は契約期間中ずっと適用されるため、長期的な節約効果も期待できるでしょう。
他社固定電話サービスとの比較ポイント
J:COM PHONEプラスと他社サービスを比較する際の主要なポイントをまとめると以下のようになります。
項目 | J:COM PHONEプラス | NTT加入電話 | ソフトバンク光電話 |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 500円(税込550円)〜 | 1,760円(税込) | 550円(税込) |
国内通話料 | 24時間無料(対象回線) | 3分8.8円 | 3分8.8円 |
工事費 | 実質0円(キャンペーン適用時) | 2,200円〜 | 1,100円〜 |
番号継続 | 可能(2025年制度拡大) | – | 可能 |
料金面では、基本料金がNTTの約3分の1と非常に安く設定されています。
通話料についても、対象回線への無料通話があることで、月々の通話料を大幅に削減できる可能性があります。
工事費についても、キャンペーン適用により実質0円となることが多く、初期費用を抑えて始められる点も魅力的です。
2. 固定電話JCOMの料金体系と初期費用【2025年最新】
月額基本料金とプラン詳細
J:COM PHONEプラスの月額基本料金は、2年契約の場合500円(税込550円)となっています。
この料金には基本的な固定電話機能がすべて含まれており、別途プロバイダ料金などは不要です。
1年契約の場合は月額1,000円(税込1,100円)となりますが、長期利用を前提とする場合は2年契約がお得です。
また、J:COMの他のサービス(インターネット、テレビ)とセットで契約することで、さらなる割引を受けることができます。
例えば、インターネットとセットの場合、インターネット料金から割引が適用されるため、実質的な固定電話料金はさらに安くなります。
ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料は別途必要ですが、これらは月額数円程度の少額です。
工事費と事務手数料の内訳
J:COM PHONEプラスの初期費用は、工事費と契約事務手数料の2つに分かれています。
基本工事費は通常47,520円(税込)ですが、新規加入キャンペーンにより実質0円となることがほとんどです。
実質0円の仕組みは、月額利用料金から工事費相当額を24ヶ月間割引することで実現されています。
一戸建ての場合は月額1,980円(税込)×24ヶ月、集合住宅の場合は月額1,540円(税込)×12ヶ月または770円(税込)×24ヶ月の割引が適用されます。
契約事務手数料は3,300円(税込)が必要です(九州・山口エリアは3,080円(税込))。
ただし、割引期間中に解約した場合は、残りの工事費を一括で支払う必要があるため注意が必要です。
通話料金と無料通話対象の詳細
J:COM PHONEプラスの通話料金体系は、通話先によって大きく異なります。
無料通話対象は以下の通りです:
- J:COM PHONE プラス同士:24時間無料
- ケーブルプラス電話:24時間無料
- auケータイ・auおうち電話:無料(要登録)
有料通話料金は以下のようになっています:
- 固定電話(県内):3分8.8円(税込)
- 固定電話(県外):3分16.5円(税込)
- 携帯電話(au以外):1分17.6円(税込)
- 国際電話:国・地域により異なる
通話料金は3分または1分単位での課金となり、従来のNTT固定電話と同等の料金体系です。
ただし、無料通話対象が多いため、実際の通話料は大幅に削減される可能性があります。
オプションサービスの料金一覧
J:COM PHONEプラスでは、様々なオプションサービスを提供しています。
主要なオプションサービスと料金は以下の通りです:
- 発信者番号表示:440円(税込)/月
- ナンバーディスプレイ:440円(税込)/月
- 着信転送サービス:550円(税込)/月
- 迷惑電話おことわりサービス:660円(税込)/月
- 多機能転送サービス:880円(税込)/月
これらのオプションサービスは、ライフスタイルや利用目的に合わせて自由に組み合わせることができます。
特に、迷惑電話対策や不在時の転送機能は、日常生活の利便性を大幅に向上させるため、多くのユーザーに利用されています。
また、法人向けには複数回線管理や通話録音機能なども提供されており、ビジネス用途にも対応しています。
3. 固定電話JCOM申し込みから開通までの完全ガイド
申し込み前の準備と必要書類
J:COM PHONEプラスの申し込みを行う前に、以下の準備と書類を用意しておくとスムーズに手続きが進められます。
契約者情報として、お名前、生年月日、性別、電話番号、メールアドレス、住所が必要です。
お支払い方法の準備として、契約者本人名義のクレジットカードを用意してください。
J:COMでは基本的にクレジットカード決済となりますが、口座振替をご希望の場合は別途問い合わせが必要です。
電話番号継続(ポータビリティ)をご利用の場合は、現在使用中の電話番号と利用中の電話会社の情報を確認しておきましょう。
また、お住まいがマンションやアパートの場合は、建物のケーブル引き込み状況や管理会社の工事許可が必要な場合があるため、事前に確認しておくことをお勧めします。
本人確認書類として運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの身分証明書も準備しておきましょう。
WEBからの申し込み手順
J:COM PHONEプラスのWEB申し込みは、24時間いつでも可能で非常に便利です。
まず、J:COM公式サイトの固定電話サービスページにアクセスし、「お申し込み」ボタンをクリックします。
住所入力画面で、サービス提供エリアかどうかの確認を行います。
エリア内であることが確認できたら、希望するプランやオプションサービスを選択します。
契約者情報の入力では、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を正確に入力してください。
電話番号継続をご希望の場合は、現在使用中の電話番号を入力し、番号継続の可否判定を受けます。
お支払い方法の設定では、クレジットカード情報を入力します。
入力内容の確認画面で、全ての情報に間違いがないことを確認してから申し込みを完了させます。
申し込み完了後、J:COMスタッフから確認の電話連絡があり、詳細な説明と工事日程の調整が行われます。
工事日程調整と設置工事の流れ
申し込み完了後、J:COMスタッフから工事に関する詳細説明と日程調整の連絡があります。
工事日程は、お客様のご都合とJ:COMの工事スケジュールを調整して決定されます。
一戸建ての場合は、建物の状況確認のため現地調査が必要な場合があります。
集合住宅の場合は、建物にすでにJ:COMの設備が導入されているかどうかで工事内容が異なります。
工事当日は、J:COMの専門技術者がお客様宅を訪問し、必要な機器の設置と配線工事を行います。
工事時間は通常2〜4時間程度ですが、建物の状況や工事内容によって前後する場合があります。
設置される機器には、電話用モデムまたはホームゲートウェイが含まれ、これらの機器と既存の電話機を接続します。
工事担当者が機器の設置から初期設定まで全て行うため、お客様での難しい設定作業は不要です。
工事立ち会いは必須となりますので、工事当日はご在宅いただく必要があります。
開通確認テストと利用開始手続き
工事完了後、電話番号継続(ポータビリティ)をご利用の場合は開通確認テストが必要です。
開通確認テストは、新しいJ:COM PHONEの回線が正常に動作することを確認する重要な手続きです。
テスト方法は、まず電話用モデムの「STATUS」または「電話」ランプが緑色に点灯していることを確認します。
次に、受話器を上げて「ツー」という発信音が聞こえることを確認してください。
発信音が確認できたら、実際に電話をかけて通話ができることをテストします。
テスト通話では、音質や接続状況に問題がないかを確認しましょう。
番号継続の場合、工事日からサービス開始まで数日かかる場合があります。
この期間中は、従来の電話会社のサービスが継続して利用できますのでご安心ください。
サービス開始の連絡を受けたら、正式にJ:COM PHONEプラスのサービス利用が開始されます。
利用開始後は、マイページへの登録を行い、月々の利用料金確認や各種手続きをオンラインで行えるようになります。
4. 電話番号継続(ポータビリティ)の完全解説
2025年から始まった双方向番号ポータビリティ制度
2025年1月14日から、固定電話の双方向番号ポータビリティ制度が正式に開始されました。
この制度により、従来は制限があった電話事業者間での番号移行が大幅に緩和されました。
これまでは、NTT加入電話から他社への移行は可能でしたが、逆方向の移行や他社同士の移行には制限がありました。
新制度では、NTT東西、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなど18社の固定電話サービス事業者間での双方向番号移行が可能になっています。
J:COMも対象事業者に含まれているため、他社からJ:COMへ、またはJ:COMから他社への番号継続がより柔軟に行えるようになりました。
この制度により、固定電話番号を理由に事業者変更を躊躇していた方も、気軽にサービスの乗り換えを検討できるようになっています。
ただし、すべての番号が対象というわけではなく、一部制限がある場合もあるため、申し込み時に確認が必要です。
NTTからJCOM固定電話への番号継続手続き
NTT固定電話からJ:COM PHONEプラスへの番号継続は、比較的簡単な手続きで行うことができます。
まず、J:COMに申し込みを行う際に、現在使用中のNTT電話番号を継続したい旨を伝えます。
J:COMが番号継続の可否を確認し、問題なければ手続きが進められます。
お客様側でNTTへの解約手続きは不要で、J:COMが代行して行います。
NTT回線は自動的に休止扱いとなり、J:COM PHONEプラスでの利用が開始されます。
NTTからは休止工事費として2,200円〜2,860円(税込)の料金が請求される場合があります。
番号継続を利用する場合、工事完了からサービス開始まで数日程度の移行期間が必要です。
この期間中も従来のNTT回線は利用できるため、電話が使えなくなる心配はありません。
番号継続手続きにはスマートフォンのMNPのような予約番号は不要で、継続したい番号をJ:COMに伝えるだけで手続きが可能です。
他社IP電話からの番号移行可否判定方法
他社のIP電話サービスからJ:COM PHONEプラスへの番号移行可否は、元の番号の発番事業者によって決まります。
最も確実な判定方法は、J:COMに直接問い合わせることです。
電話番号から発番事業者を調べる方法として、番号の最初の部分(市外局番と市内局番の一部)で判別できる場合があります。
NTT発番の番号(加入電話から他社に移行した番号)は、基本的に番号継続が可能です。
一方、各事業者が独自に発番した番号は、移行できない場合があります。
2025年の制度改正により、従来は移行できなかったひかり電話専用番号帯なども移行可能になったケースが増えています。
KDDI(au)発番の番号、ソフトバンク発番の番号、楽天モバイル発番の番号なども、新制度により移行可能になりました。
ただし、一部のIP電話サービスや050番号は対象外となる場合があります。
不明な場合は、現在ご利用中の電話会社に発番事業者を確認することも可能です。
番号継続できない場合の新規番号取得プロセス
番号継続ができない場合でも、J:COM PHONEプラスでは新しい電話番号を取得してサービスを利用できます。
新規番号は、KDDIから市外局番から始まる一般的な固定電話番号が提供されます。
番号の指定はできませんが、開通翌月までであれば無料で番号変更が可能です。
新規番号取得の場合、申し込みから開通までの期間が短縮される場合があります。
既存の電話サービスとの切り替えタイミングを調整し、不便をかけないようスケジュールを組むことが重要です。
新規番号での開始を選択した場合、工事完了と同時にサービス利用が開始されます。
新しい電話番号は、家族や友人、取引先などへの連絡が必要になりますが、J:COMでは番号変更のお知らせハガキなどのサポートも提供しています。
また、しばらくの間は新旧両方の番号への着信転送サービスを利用することで、番号変更の影響を最小限に抑えることも可能です。
新規番号でも、J:COM PHONEプラスの全ての機能とメリットを享受できるため、番号継続ができない場合でも十分な価値があるサービスです。
まとめ
この記事でご紹介したJ:COM固定電話サービスの重要ポイントをまとめます:
- J:COM PHONEプラスは月額550円(税込)から利用できる低価格な固定電話サービス
- 全国約620万回線への24時間国内無料通話が最大のメリット
- 工事費は新規加入キャンペーンにより実質0円で初期費用を抑えられる
- auスマートバリューとのセット割で携帯料金も節約可能
- 2025年から双方向番号ポータビリティ制度が開始され番号継続がより柔軟に
- WEBから24時間申し込み可能で手続きが簡単
- 工事は専門技術者が行うため設定作業は不要
- 番号継続できない場合も新規番号で同等のサービスを利用可能
固定電話の料金削減や通話料の節約をお考えの方にとって、J:COM PHONEプラスは非常に魅力的な選択肢です。特に、家族間通話が多い方やauユーザーの方には大きなメリットがあります。この記事の情報を参考に、ぜひ固定電話の見直しを検討してみてください。あなたの通信費削減の一助となれば幸いです。